イヴが死んだ夜
内容紹介
氷雨の浅草寺境内で、若い女性の全裸死体が発見された。 太股には、上品な顔立ちとは不釣り合いな“バラの刺青”が彫られていた。 「被害者は、岐阜市内の旧家の長女では……」という連絡で、現地へとんだ十津川警部は、首尾木家の当主・大造に死体の確認を要請するが、拒否された。―― 家出した良家の娘がなぜイヴと呼ばれ、殺されることになったのか? 空白の3年間の謎を追う、追真の長篇サスペンス。
収録リスト
- 長編:イヴが死んだ夜(『週刊明星』1978年1月1日号~7月21日号)
刊行リスト
- 1978年11月:集英社
- 1982年06月:集英社、集英社文庫
- 2005年06月:嶋中書店、嶋中文庫
- 2008年05月:角川書店、角川文庫