四国連絡特急殺人事件
内容紹介
春三月、四国霊場第七十番の本山寺近くでお遍路姿の老人が殺された。 被害者は首都相互銀行会長の徳大寺正之。 同行の伊吹君子は会長の甥の南条吾郎が犯人だと証言した。 十津川警部と亀井刑事が動き出す。 遺産相続に絡む殺人と思われたが、南条には鉄壁のアリバイがあった。 だが、それを証言した井崎玲子も殺された……。
収録リスト
- 長編:四国連絡特急殺人事件(『四国新聞』1979年7月26日~1980年4月16日) ※初出時タイトル『蒼茫の季節』
刊行リスト
- 1983年01月:講談社、講談社ノベルス
- 1985年04月:講談社、講談社文庫
- 1987年03月:講談社、西村京太郎長編推理選集12
- 1999年05月:光文社、光文社文庫