高原鉄道殺人事件
内容紹介
「お姉ちゃんが死んじゃったよ!」信州・野辺山へ旅行中の亀井刑事の息子・健一が電話で叫んだ。
小海線乙女駅のホームで姪の井上由紀が射殺された!
犯行時刻は午前十一時から十二時の間……、走行中の「信州1号」の車内から射たれたのだ。
亀井刑事は容疑者としてタレント・黒木明をマークするが、彼には札幌にいたという鉄壁のアリバイが……!?
小諸-札幌間千三百キロの距離と時間の壁に挑む十津川警部と亀井刑事の名推理!
表題作をはじめ「おおぞら3号殺人事件」「振り子電車殺人事件」など、粒ぞろいの五編を収録したトラベル・ミステリー第12弾!
収録リスト
- 短編:高原鉄道殺人事件(『別冊小説宝石』1983年初冬特別号)
- 短編:おおぞら3号殺人事件(『別冊小説宝石』1983年爽秋特別号)
- 短編:振り子電車殺人事件(『オール讀物』1983年10月特大号)
- 短編:内房線で出会った女 -さざなみ7号(『小説宝石』1983年12月号)
- 短編:殺意の「函館本線」(『小説宝石』1984年2月号)
刊行リスト
- 1984年04月:光文社、カッパ・ノベルス
- 1988年02月:光文社、光文社文庫
- 2001年05月:祥伝社、祥伝社文庫
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