都電荒川線殺人事件
内容紹介
盲目のマッサージ師が、白昼都電の車内で毒殺された。
毒物はカプセルにつめられた砒素である。
疑いは、薬剤師である彼の美しい若妻にむけられた。
たまたま、現場に居合わせた雑誌記者、青木亜木子は、女性特有の直感で「あの献身的な人妻に、夫を殺せるはずがない」と考え、犯人捜しに乗り出す。
彼に毒を盛ったのは誰か？……
収録リスト
- 短編：都電荒川線殺人事件（『週刊読売』1984年3月25日号～4月29日号）
- 短編：十和田南への旅（『週刊読売』1984年5月6日号～6月10日号）
- 短編：四国情死行（『週刊読売』1983年11月27日号～12月25日号）
- 短編：宮崎へのラブレター（『週刊読売』1984年1月1日号～2月5日号）
- 短編：湯煙りの中の殺意（『週刊読売』1984年2月12日号～3月18日号）
- 短編：祇園の女（『週刊読売』1983年10月23日号～11月20日号）
- 短編：サロベツ原野で死んだ女（『週刊読売』1983年9月18日号～10月16日号）
- 短編：白樺心中行（『週刊読売』1984年6月17日号～7月22日号）
刊行リスト
- 1984年08月：読売新聞社
- 1988年06月：光文社、光文社文庫
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