殺人はサヨナラ列車で
内容紹介
北海道のローカル線「白糠線」が廃止になる。 人々の思い出を乗せたサヨナラ列車が走り去り、そして女の死体が残された。 「月刊トラベル」の記者高木は、取材中に写した写真のなかに、ある男の姿を見つけた。 「あの男、まえに会ったことが……」―― 表題作をはじめ「第六病棟の殺人」など、単行本未収録の珠玉作五編を集めた。
収録リスト
- 短編:殺人はサヨナラ列車で(『週刊サンケイ』1984年1月12日号)
- 短編:薔薇の殺人(『傑作倶楽部』1962年11月増刊号)
- 短編:秘密を売る男(『別冊小説宝石』1971年6月号)
- 短編:第六病棟の殺人(『別冊小説宝石』1977年12月号)
- 短編:狙撃者の部屋(『別冊小説宝石』1980年5月号)
刊行リスト
- 1988年09月:光文社、光文社文庫
- 2002年07月:講談社、講談社文庫