十津川警部の怒り
内容紹介
巨人-阪神戦終了直後、甲子園球場の近くで、野球解説者早田規夫が刺殺された! 現場には出雲市駅からの血染めの特急券が……。 早田の宿命のライバル、パイレーツのコーチ小笠原敬に嫌疑がかかる。 しかし、彼は犯行時、東京行きの寝台特急「出雲4号」に乗っていたと証言。 執念の十津川警部は、この鉄壁のアリバイを崩した。 ところが、逮捕された小笠原と女弁護士松本圭子は、満々の余裕をもって裁判に臨んできた。 なぜ!? 逆転、また逆転! 十津川警部の怒りが爆発! トラベル・ミステリーの粋を集めた、絶好調“十津川警部シリーズ”第二弾、待望の登場!
収録リスト
- 短編:十津川警部の怒り(『別冊小説宝石』1989年爽秋特別号)
- 短編:快速列車「ムーンライト」の罠(『小説宝石』1988年2月号)
- 短編:禁じられた「北斗星5号」(『小説宝石』1989年11月号)
刊行リスト
- 1990年05月:光文社、カッパ・ノベルス
- 1993年08月:光文社、光文社文庫
- 2006年04月:講談社、講談社文庫