十津川警部の困惑
内容紹介
「おれは函館で、人を殺した。何とか――」 親友・牧原は十津川にそう言い残して、病院でこと切れた。 ところが捜査をしてみると、牧原の告白した日には彼は函館でなく大阪に出張。 さらに西新宿の高級マンションでモデルが殺され、牧原との意外な「関係」が浮かびあがる。 十津川警部の心は揺れる…。最新傑作ミステリー集!
収録リスト
- 短編:海を渡る殺意 特急しおかぜ殺人事件(『小説現代』1990年1月号)
- 短編:死を呼ぶ身延線(『小説現代』1990年3月号)
- 短編:死が乗り入れて来る(『小説現代』1990年5月号)
- 短編:十津川警部の困惑(『小説現代』1990年7月号)
刊行リスト
- 1990年10月:講談社、講談社ノベルス
- 1993年07月:講談社、講談社文庫