#232 特急しおかぜ殺人事件

1995/04/25

著作リスト 長編小説

特急しおかぜ殺人事件

内容紹介

銀座で宝石店を経営する小田冴子が、お遍路姿で失踪した。 その一ヵ月後、松山行きの特急しおかぜの車内で、冴子の後を継いで社長となった寺沢誠が何者かに毒殺され、さらに失踪していた小田冴子が、白装束のまま溺死体となって足摺岬で発見された。 彼らはなぜ四国に向かったのか? 寺沢の手帳には「足摺岬」というメモが残されていたが……。 警視庁に捜査協力の依頼があり、十津川警部と亀井刑事は独自の調査を開始するが、事件は何の手懸かりもみせないまま、第三の犠牲者を生んだ。 しだいに混迷化してゆく一連の事件に十津川警部の推理が冴える! 長編トラベルミステリー。

収録リスト

  • 長編:特急しおかぜ殺人事件(『野性時代』1994年8月号~1995年1月号・3月号)

刊行リスト

  • 1995年04月:角川書店、カドカワ・ノベルズ
  • 1997年10月:角川書店、角川文庫
  • 2005年02月:中央公論新社、中公文庫
  • 2011年09月:徳間書店、トクマ・ノベルズ、十津川警部日本縦断長篇ベスト選集11

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