丹後 殺人迷路
内容紹介
真夜中…… 十津川警部の家の電話が鳴った。 電話の主は八年前、妻殺しで服役していた平野という男だった。 一週間前に出所したが、男は殺害した筈の妻を新宿で見たというのだ。 ところが、同日、この男はアパートの一室で惨殺されていた。 駆けつけた十津川の眼にとびこんできたのは壁にかかれた奇妙なマークと血文字「文珠に聞け!」だった……。 いったいこれはどういうことなのか?
収録リスト
- 長編:丹後 殺人迷路(『小説新潮』1994年10月号~1995年4月号)
刊行リスト
- 1995年09月:新潮社
- 1997年01月:新潮社、新潮文庫