高山本線殺人事件
内容紹介
警視庁捜査一課の西本刑事の父親が、岐阜の下呂・高山の間で交通事故死。 父の車に山田かずえという見ず知らずの女性が同乗していたのはなぜか? ―― 西本は事故に疑問を。 かずえの妹・あきも姉の死に不審を抱き、西本とともに真相究明に乗り出したそのとき、高山の朝市で藤代みゆきというOLが刺された! さらに、特急「ひだ5号」の車内であきも何者かに背中を刺され……!? なぜ父親とかずえは一緒にいたのか? この二人を結ぶ糸がたぐりよせられたとき、事件は意外な展開を! 名勝・下呂、高山に繰り広げられる若手刑事・西本の奮闘と、上司・十津川警部の名推理。 絶賛“本線シリーズ”第三弾!
収録リスト
- 長編:高山本線殺人事件(『小説宝石』1995年12月号~1996年2月号・10月号・11月号) ※初出時タイトル『秋の高山・殺人迷路』
刊行リスト
- 1997年02月:光文社、カッパ・ノベルス
- 2000年08月:光文社、光文社文庫
- 2010年02月:講談社、講談社文庫