#290 南九州殺人迷路

1999/10/25

著作リスト 長編小説

南九州殺人迷路

内容紹介

十津川警部の部下・西本刑事は宮崎を訪れ、大学の先輩小池の紹介で見合いをするが、翌日、相手の木下ゆかりが「ごめんなさい。全部、嘘です」というメモを残して失踪。 そして、桜島行フェリーで長谷川浩という青年が刺殺され、目撃証言からゆかりに容疑がかかる。 長谷川は、西郷隆盛を尊敬する鹿児島選出の代議士・田中信行の個人秘書であった。 二日後、西本に「ゆかりに騙されるな」と忠告した男が、指宿の海岸で撲殺された。 西本の報告を受け、連続殺人事件を推理する十津川だが、東京でも殺人が! ―― 木下ゆかりは美しき殺人鬼なのか。 南九州と東京を結ぶ恐るべき陰謀の正体は!?

収録リスト

  • 長編:南九州殺人迷路(『中央公論』1999年5月号~11月号)

刊行リスト

  • 1999年10月:中央公論新社、C★NOVELS
  • 2002年12月:中央公論新社、中公文庫
  • 2006年01月:角川書店、角川文庫

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