空白の時刻表 西村京太郎自選集3
内容紹介
警視庁捜査一課・亀井刑事の姪で大学四年生の風見典子が、交際中の通産官僚・花井友彦と二人で、北海道一周旅行に出かけた。
一方、千歳空港近くのモーテルで若い女の絞殺死体がみつかり、捜査の結果、花井が容疑者として浮上する。
しかし、女が殺されたと思われる時間、花井には典子とともに釧路行きの特急“おおぞら3号”に乗車していたという鉄壁のアリバイが……!?
時刻表トリックの妙を鮮やかに描いた「おおぞら3号殺人事件」や「急行『だいせん』殺人事件」等、厖大な鉄道推理の短編群から厳選された名品集。
収録リスト
- 短編:おおぞら3号殺人事件(『別冊小説宝石』1983年爽秋特別号)
- 短編:死への旅「奥羽本線」(『オール讀物』1984年2月号)
- 短編:ATC作動せず(L特急わかしお殺人事件)(『小説現代』1984年10月号)
- 短編:急行「だいせん」殺人事件(『別冊小説宝石』1982年爽秋号)
※初出時タイトル『空白の二十七分間』
- 短編:殺意を運ぶ列車(『小説現代』1988年1月号)
- 短編:復讐のスイッチ・バック(『小説新潮』1984年4月号)
刊行リスト
- 2001年04月:徳間書店、トクマ・ノベルズ
- 2004年06月:徳間書店、徳間文庫
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