#337 愛と殺意の津軽三味線

2002/12/20

著作リスト 長編小説

愛と殺意の津軽三味線

内容紹介

東京で二カ月に満たない間に、四件の連続殺人が起きた。 頭部を鈍器で割ったり、背中をナイフでめった刺しにしたりと、陰惨な殺害方法であった。 犯行時の現場からは、いずれも津軽三味線の調べが聴こえていた。 それもCDの音ではなく、確かに誰かが演奏していたのだ。 十津川は、一連の殺人事件に犯人の強い意志を感じるが、被害者の年齢、職業、趣味、出身地などに共通点が見いだせず、捜査は難航する。 十津川と亀井は、唯一の手掛かりである「津軽三味線の謎」を解くため、青森へと向かう。 犯人が津軽三味線に篭めた思いとは……。

収録リスト

  • 長編:愛と殺意の津軽三味線(『中央公論』2002年6月号~12月号)

刊行リスト

  • 2002年12月:中央公論新社、C★NOVELS
  • 2005年12月:中央公論新社、中公文庫
  • 2011年04月:角川書店、角川文庫

小説を買う

前後リスト