#343 松山・道後十七文字の殺人

2003/03/20

著作リスト 長編小説

松山・道後十七文字の殺人

内容紹介

正岡子規、山頭火らの俳人で有名な松山で開催された俳句祭りで、警視庁の亀井刑事が投稿した句が特別賞に選ばれた。 賞を受け取るため、久しぶりの休暇をとり、夫婦で松山を訪れた亀井刑事。 だが、そこで亀井が見せられたのは、一万二千あまりの句の中から見つかった「血の匂い」「怨念」「二人が死ぬ」といった、不気味な言葉が詠み込まれた三句だった。 まるで、復讐を宣言するかのような俳句に、亀井の上司の十津川警部は、元部下で私立探偵の橋本に、過去に起こった事件の洗い直しを依頼する。 そして、東京と松山で起こった二つの変死事件が繋がったとき……。 長編推理最新作。

収録リスト

  • 長編:松山・道後十七文字の殺人(『週刊新潮』2002年1月3・10日号~8月8日号)

刊行リスト

  • 2003年03月:新潮社
  • 2005年02月:新潮社、新潮文庫

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