十津川警部捜査行 北の事件簿
内容紹介
尊敬する先輩刑事を殺したのは誰だ!
定年退職した警視庁の名物刑事川島が、八か月後函館本線の線路際で死体となって発見された。
首に絞められた痕があり函館警察署は殺人事件として捜査を開始した。
十津川の調べで川島は自分が在職中に手掛けた殺人事件の再調査をしていた事が判明した。
川島が逮捕した殺人犯は獄死していたが、生前川島に冤罪を訴えた手紙を出していた。
その事件の真犯人が川島を殺したに間違いない。
十津川は重要容疑者を捜し出したが、彼には強固なアリバイが――
収録リスト
- 短編:殺意の「函館本線」(『小説宝石』1984年2月号)
- 短編:北の果ての殺意(『小説すばる』1991年11月号)
- 短編:哀しみの北廃止線(『小説現代』1993年5月号)
- 短編:愛と裏切りの石北本線(『オール讀物』1990年10月号)
- 短編:最果てのブルートレイン(『別冊小説宝石』1985年初冬特別号)
※初出時タイトル『最果のブルートレイン』
刊行リスト
- 2003年09月:実業之日本社、ジョイ・ノベルス
- 2004年11月:双葉社、双葉文庫
【改題】『北海道殺人ガイド 十津川警部捜査行』
- 2013年05月:角川書店、角川文庫
【改題】『北海道殺人ガイド 十津川警部捜査行』
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