男鹿・角館 殺しのスパン
内容紹介
東京・幡ヶ谷の商店街にある焼き鳥店の二階で、鬼の面をつけ、蓑をまとったなまはげの扮装をした死体が発見された。 当初、部屋の住人である店主の野田晋六かと思われたが、別人と判明。 警視庁捜査一課の十津川警部と亀井刑事は、手がかりを求め、野田の出身地・男鹿半島へと飛んだ。 ホテルを経営する野田の叔父・三浦は、病死した妻の葬式も出さずに姿を消したと野田を詰る。 だが、友人たちは、義理堅い人物だったと口を揃える。 困惑する十津川と亀井。 そこへ第二の殺人の報告が入り、死体にはまたしても鬼の面が!
収録リスト
- 長編:男鹿・角館 殺しのスパン(『問題小説』2003年10月号~2004年4月号)
刊行リスト
- 2004年05月:徳間書店、トクマ・ノベルズ
- 2006年06月:徳間書店、徳間文庫
- 2012年06月:文藝春秋、文春文庫