十津川警部「オキナワ」
内容紹介
日本ミステリー文学大賞に輝く巨匠・西村京太郎の社会派トラベル・ミステリー 東京・巣鴨のビジネスホテルで発見された男の刺殺死体と、血文字のダイイングメッセージ「ヒガサ」――。 沖縄に多い「比嘉」という姓が捜査線上に浮かび、十津川と亀井は、那覇空港に降り立った。 豊かな自然に恵まれた美しい故郷「沖縄」と、基地の街として、まだ戦後を生きる「オキナワ」。 行方不明の女と、米軍・GIの不審な行動を追う十津川は、事件の背後に、沖縄の悲劇を見た!
収録リスト
- 長編:十津川警部「オキナワ」(『小説宝石』2004年5月号~11月号)
刊行リスト
- 2004年12月:光文社、カッパ・ノベルス
- 2008年05月:光文社、光文社文庫
- 2015年06月:文藝春秋、文春文庫