十津川警部 湖北の幻想
内容紹介
時代小説作家・広沢弘太郎は自分の妻である美奈子を戦国時代の美女になぞらえて「お市の方」と呼んでいた。 が、妻には愛人がおり、その男が刺殺体となって発見される。 殺害現場には「オイチ」とダイイングメッセージが、残されていた――。 時代小説に描かれる虚実の間で、十津川警部がたどりついた真相とは?
収録リスト
- 長編:十津川警部 湖北の幻想(『小説現代』2005年3月号~9月号)
刊行リスト
- 2005年10月:講談社、講談社ノベルス
- 2008年10月:講談社、講談社文庫
- 2018年01月:KADOKAWA、角川文庫