十津川警部捜査行 阿蘇・やまなみ 殺意の車窓
内容紹介
のどかな阿蘇のカルデラの中で、なぜ列車は爆破されたのか? 死亡したのは、警視庁捜査一課の刑事だった。 休暇願いを出していたのだが、どうやら迷宮入りの事件を一人で追っていたらしい。 十津川警部と亀井刑事は、ただちに九州に飛んだ。 列車の爆破と、その刑事が追っていた事件との関連を調べるためだ。 その捜査の過程で、意外な事実が浮かび上がってきた!
収録リスト
- 短編:阿蘇で死んだ刑事(『小説すばる』1990年夏季号)
- 短編:阿蘇幻死行(『オール讀物』1999年8月号)
- 短編:小さな駅の大きな事件(『小説現代』1987年6月号)
- 短編:ある刑事の旅(『小説宝石』1990年11月号)
- 短編:西の終着駅の殺人(『週刊小説』1986年5月2日号)
刊行リスト
- 2007年03月:実業之日本社、ジョイ・ノベルス
- 2008年03月:双葉社、双葉文庫