十津川警部 愛憎の街 東京
内容紹介
警視庁捜査一課の十津川警部は帰宅途中、女性が猫を轢き逃げするのを目撃した。
翌日、テレビに出演していた猫好きで有名なデザイナー・林田ひろ子が昨夜の女性であることを知る。
そこに多摩川で死体発見の報せが。
被害者は銀座のクラブママ・玉木みどり。
十津川と亀井は、みどりのスポンサーである不動産会社社長・石黒に事情を聞くが、石黒にはアリバイがあった。
だが、捜査が進むうち、ひろ子もまた石黒と関係があったことが判明し……
(「夜が殺意を運ぶ」)。
東京を舞台にした十津川班の活躍を描く五篇を収録。
収録リスト
- 短編:夜が殺意を運ぶ(『小説新潮』1987年7月臨時増刊号)
- 短編:警官嫌い(『小説宝石』1997年2月号)
- 短編:No.200の女(『小説現代』1995年6月号)
※初出時タイトル『NO.200の女』
- 短編:殺し屋Aの記録(『オール讀物』1999年1月号)
- 短編:週末の殺意(『婦人公論臨時増刊 推理小説傑作集』1983年12月)
刊行リスト
- 2007年06月:徳間書店、トクマ・ノベルズ
- 2009年06月:徳間書店、徳間文庫
- 2017年03月:双葉社、双葉文庫
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