#431 奇祭の果て 鍋かむり祭の殺人

2008/03/01

著作リスト 長編小説

奇祭の果て 鍋かむり祭の殺人

内容紹介

人気女優の吉川香里が六本木のホテルの一室で殺された。 死体の顔の部分には鉄製の鍋がかぶせられていた。 それに次いでクラブのママ・石黒和子が殺され、彼女の顔には今度は紙製の釜がかぶせられていた。 さらには結婚式を翌日に控えた浅野由香里が深夜、多摩川べりで殺され、現場には奇妙な和歌が書かれた紙が残されていた。 ここに至って十津川は、米原市の筑摩神社で行われる「鍋冠祭り」がこの事件と何らかの関連があると、現地に赴く。 やがて見えてきた犯人の恐るべき殺人の動機とは!?

収録リスト

  • 長編:奇祭の果て 鍋かむり祭の殺人(『オール讀物』2007年5月号~11月号)

刊行リスト

  • 2008年03月:文藝春秋
  • 2010年12月:文藝春秋、文春文庫

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