殺人者は西に向かう
内容紹介
小堺信介は、仲間5人と遺品整理会社、ISKを立ち上げた。 身寄りのない老人が亡くなった際、有料で遺品を回収する会社だ。 最初の依頼が無事に片付いた翌朝、倉庫代わりのアパートで従業員の井上が死体となって発見された。 この事件を担当する十津川警部が、遺品の主である亡くなった老人・三枝修一郎の身元を洗い始めると、三枝の知り合いが岡山で殺されていたことがわかる。 急遽、岡山に飛ぶ十津川。 そこで彼を待ち受けていたのは、第3の殺人事件だった……。 十津川警部は、殺人の連鎖を止められるのか!? 事件の裏に存在する、時代を超えた因縁とは? 時間と場所が交錯する、傑作長篇ミステリ!
収録リスト
- 長編:殺人者は西に向かう(『本の旅人』2008年4月号~10月号)
刊行リスト
- 2008年12月:角川書店、カドカワ・エンタテインメント
- 2011年09月:角川書店、角川文庫