つばさ111号の殺人
内容紹介
山形新幹線「つばさ」で旅立った女性を狙う死のゲーム! 十津川警部が新聞記事で見かけたある男の死。 男は昨年起きた殺人事件で、裁判の証人になった人物だった。 判決の席で、犯人・松本弘志は証人たちを全員殺すと叫び、証言者の一人が不審な死を遂げたばかりだった。 同じく証人だった黒柳恵美と接触する十津川。 彼女が実家のあるかみのやま温泉へ「つばさ111号」で向かうことを知った十津川は不安を覚える。 そして恵美が姿を消した――。 証人たちを狙うのは松本と関係のあった人間なのか。 捜査を続ける十津川自身にも魔の手が迫る!
収録リスト
- 長編:つばさ111号の殺人(『小説宝石』2008年7月号~2009年1月号) ※初出時タイトル『つばさ一一一号の殺人』
刊行リスト
- 2009年04月:光文社、カッパ・ノベルス
- 2012年05月:光文社、光文社文庫