鎌倉江ノ電殺人事件
内容紹介
東京・渋谷のマンションで十九歳の大学生が毒殺された。 現場に残されたオモチャの江ノ電に「2」という数字が貼られていたことから、警視庁捜査一課の十津川と亀井は、第二の殺人が江ノ電に関係すると推理、鎌倉へ向かう。 翌朝、江ノ電が女性を轢いたとの連絡が入ったが、轢かれる前に女性は絞殺されていた。 その後、鎌倉駅に放り込まれた女性のハンドバッグから江ノ電のオモチャが発見されるが、身許を証明する物は残されていなかった。 二つの事件に関係性はあるのか? 十津川警部シリーズ最新作!
収録リスト
- 長編:鎌倉江ノ電殺人事件(『問題小説』2009年4月号~10月号) ※初出時タイトル『江ノ電の七日間』
刊行リスト
- 2009年12月:徳間書店、トクマ・ノベルズ
- 2011年06月:徳間書店、徳間文庫
- 2016年04月:集英社、集英社文庫