十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男
内容紹介
警備保障会社の社長・松永公生は静岡県出身で、尊敬してやまないのは、同郷の偉人・徳川家康だった。 その松永社長宛てに家康公顕彰会と名乗る組織から脅迫状が届き、さらに暴漢に襲われてしまう。 一度目は怪我で済んだが、二度目に襲われたとき、松永は「暴漢」を殺し、正当防衛を主張する。 しかし、十津川は彼の証言に大きな矛盾があることに気づいた。 事件を捜査するうちに見えてきた松永が隠す「過去の貌」。 そこに事件を解く鍵があったのだ!
収録リスト
- 長編:十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男(『オール讀物』2009年5月号~11月号) 初出時タイトル『東海道 謎と裏切りの旅』
刊行リスト
- 2010年02月:文藝春秋
- 2012年12月:文藝春秋、文春文庫