伊良湖岬 プラスワンの犯罪
内容紹介
中学の同級生だったカメラマン・野中の遺作展に出かけた十津川。 その顔が一枚の写真の前で険しくなった。 渥美半島・伊良湖岬で撮影されたその写真に、連続狙撃事件の容疑者・水沼大輔によく似た男が写っていたのだ。 水沼は元自衛隊員で狙撃手としての訓練を受けており、警視庁捜査一課が捜査中の二つの狙撃事件で使用された弾丸が、彼の購入したイギリス製二連銃の線条痕と一致していた。 水沼の足取りを追って伊良湖岬へ向かう十津川と亀井に、第三の狙撃事件の知らせが。 シリーズ最新作。
収録リスト
- 長編:伊良湖岬 プラスワンの犯罪(『問題小説』2010年4月号~10月号)
刊行リスト
- 2010年12月:徳間書店、トクマ・ノベルズ
- 2012年09月:徳間書店、徳間文庫
- 2016年03月:祥伝社、祥伝社文庫