十津川直子の事件簿
内容紹介
全国の郵便局をめぐり百円の預金通帳を作る“局メグ”が趣味の金子真由美が湯河原で殺害された。 直後に姿を消した同居女性に容疑は向けられるが、行方は知れなかった。 一方、十津川警部の妻・直子は事件に注目した。 被害者が死の直前に訪れたのが、友人家族がやっている郵便局だったのだ。 その局では二年前、強盗事件が発生していた。 心配した直子は湯河原を訪ねるが、友人は何かに怯えていた。 殺人は、解決済みの強盗事件と関係が? 十津川顔負けの推理力で難事件に挑む妻・直子の活躍を描いた傑作集!
収録リスト
- 短編:百円貯金で殺人を(『小説NON』2012年2月号)
- 短編:特急あいづ殺人事件(『週刊小説』1989年3月17日号)
- 短編:愛犬殺人事件(『オール讀物』1997年5月号)
- 短編:夜行列車「日本海」の謎(『オール讀物』1982年12月号)
刊行リスト
- 2012年05月:祥伝社、ノン・ノベル