十津川警部 裏切りの駅
内容紹介
鉄道ファンに人気の無人駅、信州・姨捨駅を休暇で訪れた警視庁捜査一課の亀井刑事は、奇妙な服装の男を目撃して驚愕する。 その姿は、東京麹町で起こったミスキャンパス殺人事件の容疑者・中西昭 准教授がアリバイを証明する存在として挙げた男と瓜二つだったのだ。 だが、捜査本部は男の実在を確認できず、中西は既に送検されていた。 男は同一人物で、中西の無罪は証明されるのか？ 誤認逮捕の可能性が浮上する中、十津川警部は大々的な男捜しを開始した… （「姨捨駅の証人」）。 「駅」が事件のカギとなる推理短編集！
収録リスト
- 短編：姨捨駅の証人（『小説NON』2015年2月号）
- 短編：下呂温泉で死んだ女（『問題小説』1984年6月号）
- 短編：謎と憎悪の陸羽東線（『オール讀物』1991年11月号）
- 短編：新幹線個室の客（『小説現代』1992年3月号）
刊行リスト
- 2015年05月：祥伝社、ノン・ノベル
