#625 十津川警部 仙山線〈秘境駅〉の少女

2019/11/20

著作リスト 長編小説

十津川警部 仙山線〈秘境駅〉の少女

内容紹介

網走刑務所で受刑中の堀友一郎という男が十津川警部に会いたいと言ってきた。 余命わずかとなった堀は、15年前に仙山線の八ツ森駅で知り合った〈めぐみ〉という女性に、自分の写真を渡して欲しいという。 八ツ森駅は仙山線の中間地点、仙山トンネルの山峡にある秘境駅だった。 訪れた十津川は、知り合った鉄道マニアの小林雄作から、その女性が山中愛ではと知らされた。 堀は亡くなったが、写真立てを調べると京都での殺人事件の犯人につながる文字が残されていた。 16年前の10月23日に、京都の旅館で韓国大使が殺害されており、未解決事件となっていた。 調べを進めていくと、韓国で国宝級の器が事件に絡んでいることがわかってきた。 十津川警部が、太平洋戦争から続く日韓関係の闇に切り込む!

収録リスト

  • 長編:十津川警部 仙山線〈秘境駅〉の少女(『本の窓』2018年3・4月合併号~2019年7月号)
  • ※初出時タイトル『仙山線を走る死体』

刊行リスト

  • 2019年11月:小学館

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