十津川警部 殺意の交錯
内容紹介
後藤ゆみと名乗る女が伊豆・河津七滝のK旅館に宿泊した。 二か月前、同じ旅館に泊まっていた同姓同名の後藤ゆみが七滝のひとつ蛇滝で死んでいたのだ。 そして今度は、釜滝で男の射殺体が発見される！？ その男が東京で起きた連続殺人事件の容疑者であることが判明し、十津川警部と亀井刑事が河津を訪れる。 やがて旧天城トンネルで第三の殺人事件が……。 後藤ゆみの正体は？ （「河津・天城連続殺人事件」）ほか、「北陸の海に消えた女」「L特急やくも殺人事件」「阿蘇で死んだ刑事」の傑作四篇を収録。
収録リスト
- 短編：河津・天城連続殺人事件（書き下ろし）
- 短編：北陸の海に消えた女（『小説現代』1996年1月号）
- 短編：L特急やくも殺人事件（『週刊小説』1988年5月13日号）
- 短編：阿蘇で死んだ刑事（『小説すばる』1990年夏季号）
刊行リスト
- 2020年03月：徳間書店、トクマ・ノベルズ
