十津川警部 裏切りは鉄路の果てに
内容紹介
松山駅に到着した特急「しおかぜ3号」のトイレから、女性の刺殺体が発見された。 被害者は竹内祐子、三十歳。 お見合いパーティを主催する〈ドリーミング・クラブ〉の理事長だった。 サクラを使ったり、ずさんな経営で会員からの文句も多く、恨んでいる者も少なくないという。 何人かが容疑者として浮上するが、本命と思われた今中みゆきのアリバイを、何と十津川警部自身が証言することになったのだ……！？ 「海を渡る殺意ー特急しおかぜ殺人事件ー」等、トラベル・ミステリーの傑作四篇を収録。
収録リスト
- 短編：愛と死 草津温泉（『オール讀物』1995年1月号）
- 短編：極楽行最終列車（『オール讀物』1986年9月号）
- 短編：死への近道列車（『小説現代』1991年7月号）
- 短編：海を渡る殺意 特急しおかぜ殺人事件（『小説現代』1990年1月号）
刊行リスト
- 2021年07月：徳間書店、トクマ・ノベルズ
