殺意の設計
内容紹介
麻里子は三年前現在の夫、田島幸平と結婚した。 当時の田島は、新しい感覚をもった新進の画家として、画壇の注目を浴び始めていた。 だが彼女の愛と信頼は、夫の浮気により、三年目の或る日、突然崩壊した――。 夫への反発も手伝い、麻里子は、夫の旧友・井関に心惹かれていった。 そして新しい三角関係の結着をつけようと、田島、麻里子、井関が集まった席上で、田島、麻里子の二人は何者かに毒殺された!! 謎につつまれた犯人は誰か? その動機は? 心理ミステリーの傑作。
収録リスト
- 長編:殺意の設計(書き下ろし)
刊行リスト
- 1972年04月:弘済出版社、こだまブック
- 1976年08月:廣済堂出版、廣済堂ブルー・ブックス
- 1978年05月:日本文華社、文華新書
- 1988年04月:角川書店、角川文庫
- 1994年12月:廣済堂出版、廣済堂文庫