トンネルに消えた…
内容紹介
国鉄K駅から、遠見町へ行くためのトンネルは、長さ210メートル。
突貫工事のうえ、岩盤が脆弱だったために、完成までに二回の落盤事故があり、五名の作業員が死んだ。
そのため、幽霊が出るという噂がトンネル附近に流れていた――。
そのトンネル内で22歳の女性が消えた！
テレビ中央の若きプロデューサーは、この事件に興味を持ち、美人タレントを起用して同条件で実験、ビデオ撮りを行うが、今度はそのタレントが消えた！！
収録リスト
- 短編：トンネルに消えた…（『問題小説』1978年12月号）
- 短編：殺しの慰謝料（『小説CLUB』1975年4月増刊号）
- 短編：見事な被害者（『オール讀物』1966年3月号）
- 短編：タレントの城（『小説CLUB』1969年6月号）
- 短編：落し穴（『オール讀物』1967年5月号）
- 短編：死の代役（『傑作倶楽部』1965年7月号）
- 短編：ヌード協定（『読切特撰集』1964年10月号）
- 短編：闇の中の祭典（『小説宝石』1978年2月号）
刊行リスト
- 1985年12月：廣済堂出版、廣済堂ブルー・ブックス
- 1987年02月：廣済堂出版、廣済堂文庫
- 1988年09月：角川書店、角川文庫
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