殺しのインターチェンジ
内容紹介
元警部補だった和田は、4時ジャストに相模湖インターチェンジを出て、湖岸で車から降り、謎の白いドレスの女に近づいた。
「電話を下さった人ですね? 誰かに見張られているんですか?」
「いいえ」と彼女は、首をふった。
その時、いきなり、銃声が、和田の耳を打った。
眼の前にいた女の身体が、グラリとゆれて、和田の足元に崩れ折れた。
脇腹のあたりを射たれたらしい。
白いドレスは、もう、血に染まっていた……!
収録リスト
- 短編:雪は死の粧い(『推理ストーリー』1967年12月号)
- 短編:殺しのインターチェンジ(『週刊サンケイ』1972年3月31日号)
- 短編:脅迫者(『小説推理』1975年12月号)
- 短編:三十億円の期待(『小説サンデー毎日』1970年4月号)
- 短編:アリバイ(『推理ストーリー』1966年10月号)
- 短編:見舞の人(『オール讀物』1967年3月号)
- 短編:海の牙(『小説CLUB』1972年2月増刊号)
- 短編:死霊の島(『別冊小説CLUB』1976年8月号)
刊行リスト
- 1986年02月:廣済堂出版、廣済堂文庫
- 1987年10月:角川書店、角川文庫
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