最果てのブルートレイン 急行「天北」殺人事件
内容紹介
「私を助けて!」
稚内行きの下り急行「天北」の車中で、隣席の若い女性が、矢代に救いを求めてきた。
何を恐れているのか?
突然、女は別の車両へ。
追う矢代、それを妨害する謎の男!
ところが、この女性は車中から消え、上りの「天北」で殺されていたのだ。
被害者は莫大な遺産を相続していた。
さらに謎の男も名寄の山麓で刺殺されて……。
連続殺人の真相を追う矢代は、またなぜか警視庁十津川警部に追われる身でもあった!?
最果ての地・北海道を舞台に繰り広げられる殺人とアリバイの謎!
絶好調の著者が全力を投入した、絶賛トラベル・ミステリーの粋を収録する傑作集第4弾!
収録リスト
- 短編:最果てのブルートレイン(『別冊小説宝石』1985年初冬特別号)
※初出時タイトル『最果のブルートレイン』
- 短編:余部橋梁310メートルの死(『小説宝石』1985年2月号)
※初出時タイトル『余部橋梁311メートルの死』
- 短編:愛と死の飯田線(『別冊小説宝石』1985年爽秋特別号)
刊行リスト
- 1986年03月:光文社、カッパ・ノベルス
- 1989年08月:光文社、光文社文庫
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