環状線に消えた女
内容紹介
一年前に失踪した京子が山手線に!? 女友達の足取りを追う雑誌記者亜木子は、目黒駅前の交番で、紛れもない京子の写真を貼った尋ね人広告を見つける。 だが、そこには見知らぬ名が付され、広告主もこれは自分の妻だという……。 彼女の捜索を依頼され、“発見できず”の報告を残して殺された私立探偵、亜木子を監視する謎の男たち。 一人の女の二重失踪の陰にはいったい何があるのか。
収録リスト
- 短編:環状線に消えた女(『別冊婦人公論』1986年春号) ※初出時タイトル『国鉄環状線に消えた女』
- 短編:LAより哀をこめて(『別冊婦人公論』1986年夏号)
- 短編:愛は死の影の中で(『別冊婦人公論』1986年秋号)
- 短編:愛と死の甘き香り(『別冊婦人公論』1986年冬号)
刊行リスト
- 1987年05月:中央公論社、C★NOVELS
- 1989年07月:中央公論社、中公文庫
- 1997年12月:集英社、集英社文庫