会津若松からの死の便り
内容紹介
銀座の交番で道を訊ねてきた若い女性が、突然苦しみだし死亡した。
死因は青酸中毒。
殺人と判断した十津川警部は、死亡直前の女性の言葉から彼女の訪ね先を銀座の探偵社と推理する。
被害者・五十嵐由美は、失踪した姉・真紀の捜索を探偵社に依頼し、報告書を受けとるため、その日、会津若松から上京したのだった。
しかし、調査を担当した小島は前日から行方がわからず、彼の銀行口座には不明な大金が振り込まれていた。
小島が調査中に三度も国立市の病院を訪れているのをつきとめた十津川は、そこで意外な事実を発見!
収録リスト
- 短編:会津若松からの死の便り(『問題小説』1992年8月号)
- 短編:日曜日には走らない(『問題小説』1986年2月号)
- 短編:下呂温泉で死んだ女(『問題小説』1984年6月号)
- 短編:身代り殺人事件(『問題小説』1983年2月号)
- 短編:残酷な季節(『問題小説』1978年5月号)
刊行リスト
- 1992年11月:徳間書店、トクマ・ノベルズ
- 1995年06月:徳間書店、徳間文庫
- 1997年04月:双葉社、双葉文庫
【改題】『身代り殺人事件』
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