#245 猿が啼くとき人が死ぬ

1996/10/15

著作リスト 長編小説

猿が啼くとき人が死ぬ

内容紹介

都内マンションの一室で若い男女の変死体が発見された。 同じマンションの住人の証言によれば、前夜、その部屋から猿―― しかも野生の猿の啼き叫ぶ声が響き渡ったという。 男は睡眠薬による自殺、その上に覆い被さるように死んでいた女は出血多量による、これも自殺とおもわれた…… しかし、心中にしては全く不自然なことばかりである。 机の上には男の書いた原稿と思われる「猿軍団観察記」がある。 いったい何が起ったのだろう?

収録リスト

  • 長編:猿が啼くとき人が死ぬ(『小説新潮』1995年10月号~1996年2月号・7月号・8月号)

刊行リスト

  • 1996年10月:新潮社
  • 1998年06月:新潮社、新潮文庫
  • 2006年04月:文藝春秋、文春文庫

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