#273 城崎にて、殺人

1998/11/25

著作リスト 長編小説

城崎にて、殺人

内容紹介

警視庁OBの岡田利夫は、趣味のカメラを手に山陰へ旅に出た。 「きのさき5号」の車中で、宝石店に勤める北野敬という青年に会い、城崎温泉の外湯めぐりに誘われた。 しかし北野は何者かに殺害され、岡田は地元の警察から事情聴取される。 宝石店の社長は、北野という従業員はいないと答えた。 そこに、岡田のかつての後輩十津川警部が現れ、東京で殺されたクラブのママが、北野の名刺を持っていたという。 岡田は北野の足跡を辿り、一年前、鳥取の三朝と島根の玉造で、地元の名士が不審死していることを突き止める。 いずれも北野が宝石を売りつけた女のパトロンで、その代金を払う直前の死であった……。 山陰の温泉町で起こる連続殺人に十津川の推理は?

収録リスト

  • 長編:城崎にて、殺人(『中央公論』1998年6月号~12月号)

刊行リスト

  • 1998年11月:中央公論社、C★NOVELS
  • 2001年12月:中央公論新社、中公文庫
  • 2005年08月:角川書店、角川文庫
  • 2013年10月:徳間書店、トクマ・ノベルズ、十津川警部日本縦断長篇ベスト選集30

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