十津川警部の死闘
内容紹介
インターネットのホームページに小坂井ゆきという人物の葬儀を知らせる奇妙な伝言が。 伝言によると葬儀会場は首都高速羽田線? 西本刑事から話を聞いた十津川警部は、これは「処刑のメッセージ」と直感、小坂井ゆきは女優の小坂井ゆかの旧芸名であることをつかんだそのとき、ゆかが首都高速で車を狙撃され死亡した! 犯人はなぜゆかの旧名を使ったのか? インターネットにアクセスした謎の人物とゆかとの意外な接点とは? 次々起こる難事件に、十津川警部が全身全霊をこめて死闘の限りを尽くす! 力作短編四本を収録した、待望の「十津川警部シリーズ」第七弾!
収録リスト
- 短編:心中プラス1(『別冊小説宝石』1998年初夏特別号)
- 短編:処刑のメッセージ(『小説宝石』1999年7月号)
- 短編:加賀温泉郷の殺人遊戯(『別冊小説宝石』1999年初夏特別号)
- 短編:特別室の秘密(『小説宝石』1999年2月号)
刊行リスト
- 1999年09月:光文社、カッパ・ノベルス
- 2002年12月:光文社、光文社文庫