十津川警部捜査行 北陸事件簿
内容紹介
鉄壁のアリバイに、十津川警部が挑む! 列車の中で殺された被害者は、どう見ても60代の男性だった。 しかし、司法解剖では、それは、30代の男だという。 不可解な幕開けとなった殺人事件は、容疑者に完璧なアリバイがあり、捜査は行き詰った。 事件の背後には、どうやら怪しげな療養所があるらしい。 事件解決への執念を燃やす十津川警部は、地道な捜査と大胆な推理によって、しだいに犯人を追い詰めていく!
収録リスト
- 短編:とき403号で殺された男(『小説宝石』1988年12月号)
- 短編:夜行列車「日本海」の謎(『オール讀物』1982年12月号)
- 短編:加賀温泉郷の殺人遊戯(『別冊小説宝石』1999年初夏特別号)
- 短編:恋と殺意ののと鉄道(『オール讀物』1992年9月号)
- 短編:能登八キロの罠(『小説現代』1999年12月号)
刊行リスト
- 2004年11月:実業之日本社、ジョイ・ノベルス
- 2005年11月:双葉社、双葉文庫
- 2015年03月:KADOKAWA、角川文庫