悲運の皇子と若き天才の死
内容紹介
編集者の長谷見明は、実家が営む料亭の屋根裏で、天才画家と呼ばれ、沖縄で戦死した祖父の絵を発見。 描かれていたのは飛鳥時代に殺された有間皇子であった。 奇妙な召集命令を受けた祖父が、その絵に込めた思いとは? 明が、雑誌企画「私たちの戦争」の取材をはじめた矢先、殺人事件が発生! 十津川警部の捜査が始まる!! 大化の改新、太平洋戦争、そして現在――三つの時代の、三つの殺人。 歴史の闇を描く西村京太郎の傑作誕生!
収録リスト
- 長編:悲運の皇子と若き天才の死(書き下ろし)
刊行リスト
- 2009年03月:講談社、講談社ノベルス
- 2012年02月:講談社、講談社文庫