十津川警部 修善寺わが愛と死
内容紹介
十文字多恵子32歳が、自宅で絞殺された。 老舗の六国デパートの元副社長秘書だった、というには分不相応の豪華なマンション暮らしに、十津川警部は不審を抱く。 さらに、多恵子が『修善寺わが愛と死』という原稿を残していたことを知る。 その小説は、鎌倉幕府三代の興亡にことよせて、六国デパートの内紛を描いていると思われた。 六国デパートを探り始めると社長が次々と交代しており……。 老舗デパートのお家騒動が巻き起こす、連続殺人の惨劇に挑む十津川警部の名推理!
収録リスト
- 長編:十津川警部 修善寺わが愛と死(『the どくしょ plus』2008年4月~10月) ※初出時タイトル『修善寺・わが愛と死』
刊行リスト
- 2009年03月:集英社
- 2010年12月:集英社、集英社文庫
- 2017年11月:双葉社、双葉文庫