#529 十津川警部 犯人は京阪宇治線に乗った

2013/10/30

著作リスト 長編小説

十津川警部 犯人は京阪宇治線に乗った

内容紹介

同棲中の谷村有子と葛西信は、売れない役者同士。 ある日有子は、渋谷で自動車免許証を偶然拾った。 それは、今をときめく人気女優新藤美由紀のものだった。 免許証に記された新藤美由紀の本名は、おなじ読みで名前が一字違いの「谷村侑子」。 免停中の有子は、その免許証を使って運転し警察に捕まるが、新藤の計らいで、罪に問われることもなく済んだ。 さらに、テレビ局の推薦により、有子と葛西の二人に夫婦役で連続テレビドラマ出演依頼が舞い込み、ロケ地の京都宇治に向かった。 しかし、宇治川の清流沿いに走る京阪宇治線での撮影初日に、有子とドラマスタッフが失踪し、殺害されてしまったのだ。 誰が、どうして? 舞台は変わって、東京では大物政治家白石幸次郎が爆殺される。 無関係に思われた宇治と東京で起きた連続殺人を結ぶ糸は? 事件は、迷宮のシナリオを演出しようとする犯人の勝利に終わるのか――。 十津川の捜査と推理が導き出した犯人とは!?

収録リスト

  • 長編:十津川警部 犯人は京阪宇治線に乗った(『本の窓』2012年5月号~2013年6月号)

刊行リスト

  • 2013年10月:小学館
  • 2017年05月:小学館、小学館文庫

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