青森わが愛
内容紹介
彼女の名前は岡田麗花。
警視庁捜査一課の日下刑事が通う書道教室の先生である。
当初、日下は刑事であることは明かさずに通っていたが、携帯に十津川警部から電話が入ったことにより、正体を知られてしまう。
現職の刑事だと分かった瞬間、麗花が示した過剰な反応。
気になった日下は、彼女の過去を調べ始める。
本籍地は青森。
高校を卒業し、上京してから31歳の今日まで、実に8回も引っ越しをしている。
なぜ、こんな頻繁に引っ越しをしているのか――。
興味と行動力を武器に、日下刑事が真実を暴く!(「青森わが愛」)
北から南へ十津川警部が駆け抜ける、トラベル・ミステリー短編集。
収録リスト
- 短編:青森わが愛(『STORY BOX JAPAN 青森へ ストーリー・ボックス別冊』2010年11月)
- 短編:北の空に殺意が走る(『小説現代』1993年12月号)
- 短編:余部橋梁310メートルの死(『小説宝石』1985年2月号)
※初出時タイトル『余部橋梁311メートルの死』
- 短編:恋と裏切りの山陰本線(『オール讀物』1992年11月号)
- 短編:特急ひだ3号殺人事件(『週刊小説』1989年5月12日号)
刊行リスト
- 2014年04月:KADOKAWA
- 2017年01月:KADOKAWA、角川文庫
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