十津川警部 追憶のミステリー・ルート
内容紹介
東京・阿佐ヶ谷のマンションで、エリート商社マンが殺害された。 直前に食べたと思われる南紀白浜の温泉まんじゅうに青酸が混入されていたのだ。 その数時間後、彼の婚約者のCAが南紀白浜空港のトイレで絞殺死体で発見された。 そして彼女の自宅寝室には「死ね!」という赤いスプレーで書かれた文字が!? 乗客名簿を取り寄せた十津川警部は、急遽白浜に飛んだ…… (十津川警部 白浜へ飛ぶ)。 他、「伊豆下田で消えた友へ」「恐怖の海 東尋坊」など旅情ミステリーの代表的作品四篇を収録。
収録リスト
- 短編:伊豆下田で消えた友へ(『小説宝石』1993年6月号)
- 短編:恐怖の海 東尋坊(『オール讀物』1994年1月号)
- 短編:十津川警部 白浜へ飛ぶ(『小説現代』1997年12月号)
- 短編:箱根を越えた死(『小説現代』1995年4月号)
刊行リスト
- 2019年07月:徳間書店、トクマ・ノベルズ